ようかんがスポーツ中に食べる補給食として使われているというのは、登山やマラソン・サイクリングといったスポーツをやる人以外はあまり知らないのではないでしょうか。
和菓子のようかんは多くの人が食べたことがあると思います。もちろん私も食べたことはありますが、特に好きといったものでもありませんでした。しかし、たまに長距離ランの練習をするようになって「途中でバテないように何かラン中の補給も考えよう」と思い調べていたら、補給食としてのようかんを知ったわけです。
余談ですが記事を書いていて、ようかんは英語で「sweet bean jelly」というのを初めて知りました。
なぜ塩ようかんなのか
私が最初にイメージしていた補給食はウィダーインゼリーのようなゼリー飲料でした。ところがいわゆるスポーツ用ではないパンやおにぎり、お菓子などの普通の食品もマラソンのエイドでは使われています。
スポーツの補給食は高カロリーかつ消化吸収がよくて食べやすいものが好まれます。ようは手っ取り早くエネルギーを吸収できればいいわけです。ようかんなどのお菓子は糖質が多く、カロリー源として優秀でおいしいのもあって、補給食として人気のようです。
補給食を選ぶにあたって、私の好みで「なるべく添加物が少ない原材料がシンプルなものがいい」というのがありました。その点でようかんはゼリー飲料やパワーバーよりも都合がよかったです。また塩ようかんなら塩分補給物としても使えて一石二鳥というのも魅力的でした。
そしてスーパーでちょうどいい大きさのものが安く買えるので、私は補給食として塩ようかんを使っています。今回は私の愛用品も含めて、入手性の良い塩ようかんを紹介します。
比較表
コストパフォーマンス
1円あたりのカロリーは山崎<ダイソー<かし原です。
1gあたりのナトリウムはダイソー<山崎<かし原となりました。味のしょっぱさについてもナトリウム順とだいたい同じに感じられました。
数値上のコストパフォーマンスが一番優れているのは、かし原の塩ようかんという結果です。
数値以外の点
ダイソーの塩ようかんは包装を破る際に引っ張る部分が少し小さめに感じました。容量が大きいので動きながらよりも止まって食べるのに向いています。味は3つのうち一番マイルドで食べやすいです。
かし原は四色セットで、このパッケージ品はダイソーで買いました。塩ようかんは4つのうち1つのみですが、4種の味を楽しめると考えればいいセットだと思います。ネットショップや地域によっては塩ようかんのみの徳用品も販売されているようです。
山崎の塩ようかんは大きさと価格・入手性でバランスが取れていて、私はこれを愛用しています。本煉や小倉ならコンビニでもよく売られています。写真に原材料が載っていませんが、ダイソーのものとほぼ同じです。価格は福岡のスーパーでのものです。
まとめ
ようかんはどこでも安く買えて気軽に使える補給食。塩ようかんならば同時に塩分補給も出来ます。コスト重視だけど、なるべくおいしいものがいいという方におすすめです。